So-net無料ブログ作成

笑う人 [家族]

夏の朝、毎年恒例、父とお盆のお参り。

ふたりで汗を拭き拭きどうにか喫茶店をみつけ駆け込む。
猛烈な暑さ。
アスファルトからは陽炎が立ち上り、視界がゆらゆら揺れる。

朦朧とした意識の中、父の言葉で目が覚める。

つらいときほどわらえ
そのうち、力が湧いてくる

目の前には昔から見慣れた父の顔。





nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

春の誕生会 [家族]

実家にて。

母74歳に、おめでとう。
誕生の日に、ありがとう。



nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

チカラの源 [家族]

この夏、めずらしく食欲が落ちていた。
滅多にないことだ。

夫の知人が帰省した際お土産にと、博多の明太子をくださった。

早速、炊き立ての玄米&博多明太子。
世界最強コンビ(わたしの中の)!

夫のにぎるおにぎりは日々進化している(と思う)。
昔のは、歯型がしっかりついた・・(かたかった)。

この日にぎってくれたおにぎりは、あまりにうまかった。
出来上がったでっかいおにぎり合計4つ、黙々とふたつずつあっという間にたいらげた。

こんな風にわたしの底力はきっと育っていく。


nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

土曜の朝 [家族]

わたしの代わりに夫が図書館まで自転車を走らせてくれる。
おいしい焼きたてベーグルも頼んだ。

たとえば、
早朝、目をこすりながら睡蓮鉢をのぞき、
「おー、ちっちゃいのがいる」とこちらをふりかえる、
隣に置いてある水草用のバケツ、簡易稚魚ハウス、
卵をとりわけたジャムの瓶、家の水盤・・
順に見てまわっては、変わりないかと様子をうかがう。

先週の一週間も、帰宅は午前2時・3時を回る日々だった。
寝不足、疲労もピークのはず・・。

夫はいつもなによりもわたしの気持ちを優先させる。
昔から変わらない。

何気なくみている風景の中にしあわせがにじんだ、土曜の朝。


nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

てのひらのゾウ [家族]

年末、ある店で。

珍しく足を止めて、何やら物色中の夫。
散々(えらい長い時間かけて)迷って・・「緑色にした」と、うれしそうにしていた。

夜、PCで熱心にまた何やらあれこれ・・やっている模様。

やがて、一枚の紙をぱらりと机に置いて、
今度はハサミとのりを持ち出し、またごそごそ・・。

しばらくして、

「はい、これ」


出来上がったものは、ちいさな赤と緑のゾウ。

「ゾウ、好きでしょ?」と。

最近、文房具屋などでみかけるようになった、型紙シリーズ。
(ほかにも、ペンギン、犬、、猫、恐竜・・など実に種類も色も豊富)

たくさんいる動物の中から、まず動物を選んで、それから色を選んで・・
家で型紙をコピーして、色をつけたんだな・・
あんなに時間かけて。

クリスマス(入籍した日)も、結婚記念日も、
ゆっくり過ごせなかったこと、気に掛けてくれていたんだね。

時期はズレたものの、夫の手作り?の贈りものが、うれしかった。

一対のちいさな紙のゾウは、今、電話機のとなりに並んでいる。


nice!(3)  コメント(18) 
共通テーマ:日記・雑感

おばあちゃんの手 [家族]

昨日、大阪で暮らす祖母に、手紙を書いた。
夫の母方の祖母は、ただいま、94歳。
その年齢にして、どこも悪いところはなくピンピンしている。
手紙をやりとりしていて、祖母の書く文字の達筆さと勢いに、いつも驚く。

手紙は、母の日と、敬老の日によく書く。
結婚してから、いつしか習慣になった。

わたしには、もうこのおばあちゃんしかいないから、キモチを寄せているのかもしれない・・
そう思っていたが、わたしは、この大阪のおばあちゃんがただ本当に好きなのだ。

おばあちゃんは、いたずら好きで、面白い。
結婚する前に、遊びに行ったとき、

「遊びに来た○○(夫の従兄弟)ちゃんたちに、ひじき煮てやったら、
漢方茶(おばあちゃんがいつも飲んでいる薬)が目の前にあったからつい混ぜてしもぅてん!
まーええやろう思て、そのまま出してやったら(笑)なんもしらんと食べとったわ~」
としらんぷり(笑)

夫が子どもの頃には、悪さするドラ猫をゴム鉄砲で撃ってやったとか・・

そういう話ばかり聞いていたので、初めて会うときにはいろんな意味でドキドキしていた。

初めてお会いするおばあちゃん、
背丈は、140センチくらいのちいさなおばあちゃん、
でも、握手したその手は、すごかった。
おばあちゃんのその華奢な姿からはとても想像できないほど、
その手は、がっしりと大きく、分厚く、温かかった。

人の手と木の年輪って似てると思うときがある。
日々をちゃんと積み重ねて生きてきた人の手。
そういう人の手は、ちゃんと触れたときに物語る気がする。

おばあちゃんのことを思うとき、いつも、おばあちゃんの手の感触を思い出す。
自分の手を、じっとみつめながら。


nice!(4)  コメント(12) 
共通テーマ:日記・雑感

たいせつなふたりの日 [家族]

今日は、わたしにとって、大切なふたりの誕生日。

ひとりは、わたしの父、
そしてもうひとりは、夫。(誕生日だけでなく、生まれ年・血液型まで一緒)




-------

  「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
   たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
   もし愛する人がいたら、その美しさやそのときの気持ちをどんな風に伝えるかって?」

  「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみせるか、
   いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

  「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・
   その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

  
-------

18年前は、ずいぶんと短気だった。
そんなところに、ついていけないと思ったこともあった。
長く一緒にいる間に、ずいぶんいろんな発見ができた。

これから通る道では、たくさん道草しよう。

いろんなものを見て、聞いて、感じて、
いろんな人に出会って、泣いて、笑って、
いろんな場所へ、おそれず冒険しよう。

どんなことがあろうとも、明日はあかるいと信じさせてくれる。



   「人と人のつながりのように、
    長い歳月を共に過ごすということは
    動かしがたいひとつの力をもつものであり
    たとえそれが小さな関わりであれ、
    何かいとおしさが湧いてくるものです。 

    あらゆる生命が、ゆっくりと生まれ変わりながら 
    終わりのない旅をしている。」

その旅の途中、こうしてめぐり会えた奇跡に、こころから感謝しています。
わたしは今、幸福です。

心の中に、ずっと息づいている先人が遺してくれたコトバとともに、贈ります。

   「お誕生日おめでとう!」


nice!(4)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

おつかれさま。 [家族]

今日までの、約14年間の会社生活。
結婚してからだと、約8年という、時間の積み重ね。

本当に、たいへんよくがんばりました。

こんなひとことでは、とても伝えきれないけれど。

言動にウソがなく、一生懸命働いてきたその姿を見ていた人がいたから、
力を発揮した分、力を貸してくれた。

今ある精一杯の感謝をこめて、

今日までがんばってくれて、ありがとう。
糧を運んでくれて、ありがとう。
あなたという人と結婚して、本当によかった。

おつかれさまでした。

明日は、また新しい一日のはじまり。

色々なこと、色々な思い、そんなに簡単ではないけれど、
わたしは何の心配もしてない。
この先の道は、きっとあかるいところにつながっていると思えるから、
だから、わたしは安心して、ただそばにいることにします。

(あえて)明日からも、どうか、がんばれ!
ずっと、応援しつづけるよ。

変わらず、ふたりで歩いていこう。

 (誕生日の友だちもよんだから、退職のお祝いも一緒にしよう。
  ひさしぶりの白いお米でちらし寿司だよー(笑)早く帰っておいで!)




nice!(1)  コメント(17) 
共通テーマ:日記・雑感

あの、夏の日のように [家族]



   母という字を書いてごらんなさい

   やさしいように見えて むづかしい字です

   格好のとれない字です

   やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり

   泣きくずれたり・・・・・笑ってしまったり

   お母さんにないしょですが ほんとうです

子どものわたしは、いつしかそらんじて言えるくらい、この詩を好きになっていた。
この詩の意味を知るほどに、母のことを、知った気がして。




一年前、母から届いた手紙。
ひさしぶりに、読み返した。

 「あなたが生まれた日、暑くて長い一日でした。
  ちょうど今年の夏のように。
  お産の日も、ジリジリと照りつけるようで、今のようにクーラーも無く。
  産室を出て、病室に戻ったら、
  生まれてきたあなたは、とてもしあわせそうでした。
  このところの異常な暑さの中で、いささかダウンしながらも、
  37年前、あなたが生まれたこの日のことを、めずらしく、思い出しました。」

母は、わたしにとって、ずっと母だ。
でも、母は、ずっと、自立したひとりの女性だった。

子どもの頃、ともだちが持っている何かがとてもうらやましくてぐずったことがある。
その時も母は、「よそはよそ、ウチはウチ。じぶんはじぶん。」と言いきった。
いつものように。

今や、わたしはそういう考えがすっかり板についた。
そう。自分は自分。

今でも覚えてる。
台所で、「ケ・セラ・セラ」を口ずさみながら、立ち働く母の姿を。

いつまでも、まぶしいひと。


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ハレのひと。 [家族]

今日、父と会った。
築地の本願寺で待ち合わせ。
少し早めに着くように行ったら、もう、待っていた。

お盆の法要。
父方の祖父母、母方の祖父母、父の兄と弟、母の姉、
会ったことのある人も、会ったことのない人もいる。父も母も9人きょうだいだ。
毎年やっていることなのに、今年はなぜか、
ひとりひとりの名前と亡くなった年月、戒名を教えてもらい、忘れないようにメモした。

法要を終えた後、いっとき激しい雨が降る中、おなじ傘に入って、駅まで駆けた。

父はせっかちだ。
だが、たよりにもなる。

人の多いところでは、実にうまく人を避けてぐいぐい進む。(わたしはいちいちぶつかる)
電車のホームでは、どの場所で乗車したら最適か、熟知している。(これまた苦手事項)

そうこうして、日本橋の三越まで移動する。
父は、昔から、外食というと(滅多にしないので)家族を、デパートに連れて行くことが多い。
いかにもレストランという場所(要は何でもあるところ)。
さぁ、なんでも好きなものを食べなさい、みたいな雰囲気で。
こういう楽しみかたが、たぶん好きなんだろう。

今日も、きっとそのコースだろうなぁ・・と思っていたら、
運のいいことに、レストランはすごい行列だった。
父はせっかちなので、待つのがきらい。
次なる目的地へさっと移動する。
だが、またしても行列。
ここもやめ。
決断も早い。せっかちなので。





結局、今日の最後に、ゆっくりお茶を飲もうといっていた、とっておきの喫茶店に行く。

父は、ウエイトレスが持ってきたメニューをぺらぺらめくって、何かを探している。

・・・やっぱり・・・まただ・・・

子どものとき、わたしはレストランで、毎回のように、クリームソーダを頼んでいた。
何かにつけて、クリームソーダ・・クリームソーダ・・・
いつしか、父は、レストランに入ると、真っ先にクリームソーダを探してくれるようになった。
でも、こういう喫茶店にはないよ・・おとうさん・・・
それに、わたしは、もうクリームソーダなんて飲まないんだよ・・・おとうさん・・

でも、一体、わたしはなんで炭酸が苦手なのに、クリームソーダばかり頼んでたんだろう?
あの色かな・・鮮やかな緑色、はじける泡、そして、さくらんぼ、
飲んだ後には、舌に色がつくっていうおまけつきだ。
ひとつのものを、ずっと注文し続ける娘が、よっぽど記憶に残っていたんだなぁ。

母は、今日は来られなかった。
ずっと健康だった母は、今年に入ってずっと調子が悪い。
だから、今日はひさしぶりに父とふたり。
母へのお土産にと、美味しそうなケーキを二種類、買う父。
もちろん、デパ地下で。
わたしと父は、どこか似ている。

喫茶店では、ゆっくり話ができた。
母のこと、
兄のこと、
父の亡くなった兄や弟のこと、
長崎にいた頃の話。

父は、いつか、長崎に行きたいと言った。
自分の生まれ育った(長崎の)足跡を、ずっとたどりたいんだと。

五島列島の小値賀島というところに、同じ小学校だった同級生が、
現在は、民宿と喫茶店を営みながら暮らしていると言う。
そのともだちを、訪ねたいと。

わたしも、父が育った場所、暮らした土地に行ってみたいと思った。

わたしも行ってみたいと言ったら、
父は、うれしそうに、
よしっ、じゃあ、かあさんが元気になったら、みんな長崎に連れて行ってやる、と意気込んだ。

こんな父は、ひさしぶりだ。
そうだった・・父は、こういうひとだった。
いつも、何があっても、あかるく、晴れやかで。

この年齢になって、ようやく、父や母が生まれ育った場所を知りたい、行きたいと
思えた。

来年の春。
来年の春には、五島列島の小値賀島(おぢかじま)へ、きっと行こう。
この約束を守りたいと、強く思った。

家までの帰り道、
雨は上がり、空はすっかり青空に変わっていた。

こころがすこしだけ、つよくなれたと感じる一日。









nice!(3)  コメント(18)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。