So-net無料ブログ作成
検索選択
ともだち ブログトップ

空はつながっている [ともだち]

先週、福井にいる友人からクール宅急便が届いた。
キラキラの鯖の一夜干しが(丸々6匹!)とマーボースープがどっさり。

そういえば、先々週、電話で久しぶりに話したとき、

「夏、福井に遊びに来てくれたらめっちゃおいしい”鯖の一夜干し”食べさせてあげる!
ちょっと送ってみるから試してみて!ぜったいおいしいから!」

といつものように(強引に)言っていた・・。(母が以前鯖にあたりわたしも苦手だと伝えたから)

彼女は高校時代からの友人でかれこれ20年以上の付き合いになる。
福井に嫁ぎ、義母の会社の仕事を手伝いながら子育てをしている。

電話ではすっかり福井弁になった彼女と、大阪弁のわたしのいつもの会話。
当時の時間の流れまであっという間。

高校生の時の彼女は、短気で率直でとにかく気が強くて・・口も素行もちょいワルかった。
まだ誰も知らない時期に”olive”を読んだり、David Bowieを聴いていたりするような、
ちょっと目立つ存在だった。

一度だけどうしてもガマンならず頭にきてケンカしたことがあった。

当時、格好(制服や鞄)や校則を真面目に守っていたわたしに、
「あんたは先生の犬や!」と言われたことが癪に障った(なんて子どもっぽい・・)。
わたしが本気で腹を立てたことにものすごくショックを受けたらしい(ずっと後になってわかったことだが・・)。

部活(吹奏楽)も一緒にはじめ、最寄の駅が近くだったから通学も一緒。
ワケあってわたしが部活を去った後、彼女もすぐ辞め、
でもそのことでわたしのことを随分責めたてながら、怒りながら、泣きながら・・
それでも一緒に帰ったんだったな・・。

いわば、同志。

そんな彼女が、先日の電話ではずいぶん気弱な様子だった。

「絶対に変に思わんでほしいねんけど、交通費やら宿やら何ーにも考えんでいいから
全部私に任せといて!あんたにカラダひとつでどうしても来てほしいねん」

今なら時間は有り余るほど自分のためにあるのに。
飛行機も特急電車にも乗りこめない自分のカラダを心から恨んだ・・。



もうすぐ彼女の誕生日。

ひさしぶりに思い出したこと、ゆっくりと手紙に書いてみよう。


nice!(1)  コメント(6) 

太陽のひと [ともだち]

2週間(今のところ)仕事を休み中。

こんなことはじめて。

(いろいろなことは気にかかる・・うぅ・・)
まぁ仕方ないか。

そんな中、昨日、以前から約束していたので、人と会った。
(腰にはしっかりとベルトをして(涙)
以前ずっと関わりがあったMくんのおかあさん。

わたしなどの想像をはるかに超える苦難を経験しているのに、
いつも、まっさらに笑う。
同じ女性として、生き方をとても尊敬できる人。

アサイチに上野駅で待ち合わせ、プラド美術館展を観て、
その後は静かな場所へ移動し、おいしいお昼ごはんと
お茶を飲みながらゆるゆるとおしゃべり。

わたしは人見知りもするし、人とあまり約束をすることがないが(きゅうきゅうに予定をくむのが苦手)、人によって本当にすっかり心を解放してありのままでいられる。

自分のお気に入りの場所をふたつ案内することが出来て(ドキドキだったけど)、
居心地よさそうな彼女の表情を目にして、ただうれしかった。

ひさしぶりに”クレヨンハウス”に行ったので、絵本を購入。
(「私、ジョージア」「チリとチリリうみのおはなし」「特急キト号」「十月はハロウィーンの月」)

こういう一日に、救われる。



nice!(1)  コメント(8) 

生きるということ [ともだち]

少し前、ヴィム・ヴェンダース監督の「アメリカ 家族のいる風景」
そして、荻上直子監督の「かもめ食堂」を観た。

今ある自分の状況に触れることが多く、どちらも観終わってからしばらく席を立てなかった。
(それぞれ理由はちがうが)

特に「かもめ食堂」はまぶしかった。
それぞれの人が抱えるものがちらっと見え隠れしながらも、誰も深くは追求しない。
そっと見守る態度で接する。
流れるムードは全体的にとてものびやかで楽しい。
べたべたしない関係性、人を思いやれるキモチを心からいいな、と思えた。

ちょうど、そういうことをずっと考えていたこともあるだろう。

自分の生活空間に友人がいないことについて、ここしばらくずっと思い巡らせていた。
わたしは昔からべたべたした友人関係はけっして好きではない。
だが、ここにきて、生活空間の中にちょっとしたそういうやりとりのできる人の不在が
自分をきゅうきゅうにさせていることに気づいた。
こんなとき、友人が近い場所に居てくれたらどんなにいいだろう・・
そんなことをずっと求めていたことに、この映画を観ていて気づいたのだ。

自分が歩いていく人生で、つかず離れずの距離を持ち、
ときにふらりとたずね寄り添えるような、
そういう関係性を築ける友人がいたらいいだろうな。
それは、自分が生きていく上で欠かせない大切なことのように思える。






映画では、交わされるさりげない会話にたびたびドキッとさせられた。

「ここには森がある」

「さみしい人はどこに居てもさみしい」

「○さんの『いらっしゃい』はとってもいいのよね!」

そのいちいちに反応し、心がくぅ~っとなった。
一日の一連の流れ、手を抜かない所作、ピンと伸びた姿勢、キモチのいい挨拶、
そんなことに心がいっぱいに満たされた。


nice!(1)  コメント(15) 

深呼吸 [ともだち]

先週一週間、わたしにとってありえないほどの新しい出会いがあった。
300人くらいの子どもたちとの出会い。
それはもう、とてつもないパワーあり、現実のいろんな思いあり。

帰り道、いちにち感じたことを振りかえったり、
ついでに今あるいろんな感情をほとほとと振り落としながら、ひたすらただ歩く。
ふるいにかけるように。

家に帰りつく頃にはどんなに寒い日でも、汗ばんでいる。
ちょうどよい温度を取り戻せる。



ともだちからのおくりものの箱に、やさしく巻かれていたサンゴ。

もったいないけど、
そっとほどいて、
机に乗せて、
しばらくのあいだ、ひじをついてじぃっとみつめていたら、




りょうてをついて、りょうあしを広げ、
からだごと空をあおいでふわぁ~っとのびをしている人にみえてきた。

そんなきもちまでとどけてくれたんだな。

今のわたしに足りなかった、深呼吸。

春の風が吹いた。


nice!(1)  コメント(10) 

ちいさな手から [ともだち]

遠くに暮らす、7歳のともだちから届いたペンダント

ピンクと薄い青と萌黄色で、つるつると光ってきれい。
見てると不思議とわくわくしてくる。

手書きの手紙と絵といっしょに。


手紙にあった最後の言葉、

「いつも笑顔で、がんばろうね!」

硬くなっていたキモチ・・ふわぁっとほぐれてった。
みっつの色が、心に滲んだ。


nice!(1)  コメント(4) 

フェルメールの風景。 [ともだち]

随分前、色彩を学ぶために学校へ通っていた。
いよいよ卒業の日、思い切って声をかけて友だちになれた人がいる。

それぞれちがう時間の中で、フェルメールの同じ風景の絵を見て、たちどまった人。
その人を取り巻く静かな空気に引かれた。

会わない間、友だちは、仕事を辞め、母になり、引っ越した。
数日前、ひさしぶりに聞く電話の声から、なにか様子がおかしいと感じた。

二年ぶりに彼女に会いに行った。

どちらかというと聞き役の彼女が、この日はずっと(静かながらも)しゃべる口がとまらない。
ぽろぽろ涙がこぼれているのも気づかないで。
・・心がくるしいと言う。
ずっとずっと、つらかったんだ・・

およそ5時間、隣に座ってずっと話をききながら、気づいたら頭をなでていた。
子どものような友だちの一面を知り、わたしの心もほどけていった。

別れ際、不安そうに表情を曇らせる友だちと、再来週、家に遊びに行く約束をし、見送った。

帰り道の電車の中で、知り合って最初の誕生日に、
フェルメールの絵葉書を送ってくれたことを思い出す。
彼女らしい誠実な文字がならんでいた。

フェルメールがうれしかったんじゃない。

のぞんでくれるなら、一日が穏やかに感じられるときまで・・そばにいたい。
そんなことしか思いつけない自分を、ちっぽけに感じながら
でも・・そんなことを思ってた。


nice!(0)  コメント(12) 
ともだち ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。